ライフハックとカフェ

進歩するための極意、ヒントと具体例を綴る。 他のライフハックブログより抽象的に書いている。理論化を試みているのが本ブログの強み。具体例だけのライフハックとは異なる。 たまにカフェについての話題も。

極意:物事を自然に進める

物事に高い質で取り組むためには,各手順で自然さを意識することが重要になる。

ここでいう自然というのは,あるがままで何も手が加えられていない,という意味の自然ではない。ある行為を行うにあたって,その理由が当然である,正当である状態を指す。

物事を進めるに当たっては,各手順の正当性を都度確認しなければならない。とはいえ,手順を繰り返していくうちに成功パターンが生まれてきて,理由を考えるまでもなく即実行,という状態になることが多い。たしかに,時間や労力の無駄を考慮すればパターン化は望ましい。

しかし,定期的にパターンを見直す必要がある。将棋に例えるなら,定石を疑う必要がある。将棋は定石を再検討し改良することで発展してきた。例えば藤井システム

藤井システムのように革新的でなくとも,自然に行動することは物事の質を高める。このことに関しては,中原永世名人が自然流と呼ばれたことが象徴的だ。彼は,奇をてらわず本筋の手を積み重ねることで,多くの勝負を制してきた。彼と同レベルに達するためには,各手順で,なぜその手順を採用するのかを徹底的に再検討する必要がある。

パターンが中原永世名人レベルになれば,パターンに行動を委ねるのは正解だ。しかしながら,彼が黄金時代を築いたのはパターンを進化させていたからであろう。パターンが進化するにつれ見直しの範囲は狭まるかもしれないが,見直しが必要であることには変わりがない。

この前提の下で,自然流で物事を進めるのが,人生の極意の一つである。自然という名前の通り,自然流は精神的負担が少ない。それは,行動の理由に不安がないため平常心で物事に取り組めるからである。

所謂,「できる人」は自然流であることが多い。筆者は自然流が「できる人」を生むのだと判断している。成功したければ自然流を身につけたらどうだろうか。